「ラカーサ」
非日常空間で味わう極上料理を提供する店。
ではなく、「ただいまー」って言いたくなるようなそんな店。
遠い記憶にある母の料理、どこかノスタルジーを感じる素朴な料理。そこには沢山の笑い声があって良いことも嫌なこともみんなが話せる空間。
「ラカーサ」に来ると何故かホッとする。ラカーサの味。
そんな温かみのあるお店作りを忘れずにいきたい。
3月に久しぶりにケータリングのお仕事をいただきました。
場所は浜松市内のとある小学校。その隣にあるある建物、そこには学童の子達がいます。
その子達50名にラカーサの料理を食べてもらう。
そこには様々な事情がある子達もいます。僕の力で何かを変えてあげようとは思いません、ただ「あの時みんなで食べたイタリア料理美味しかったなぁ」
そんな風に記憶に残ってもらえれば幸せです。
今回このような機会を与えて貰えたことに心から感謝してます。
1人の料理人として子供達の笑顔のお手伝いをさせてもらえる事にとても嬉しく思ってます。
長くなりましたが、僕の思う食育とは「小さなウチから正しい味覚を作るではなく、誰とどれだけ笑顔で食事が出来たか。」
それが僕が思う食育です。